アンケート調査報告

megu

2012年10月23日 15:02

 18万余の署名と共に、私たちが県に提出した原発県民投票条例案は、知事が賛意を添えて県議会に提案されましたが、残念ながら県議会では否決される結果となりました。

この結果を受けて私たちは、東京に本社を置くIT系リサーチ会社パイプドビッツに、原発県民投票についてのインターネット世論調査を、急きょ依頼することとしました。

パイプドビッツ社は、東証マザーズに上場しているIT系企業です。
近年大きな話題となった『AKB48総選挙』。これは、インターネットでの投票を基に、アイドルグループ『AKB48』のメンバーの人気度を調べてランク付けするイベント。その『AKB総選挙』の運営を行っている、IT系リサーチ企業です。

今回の世論調査は、そのパイプドビッツ社が提供する『政治山リサーチ』というサービスを利用して行ったものです。

調査対象は、静岡県内の20歳以上の男女。実施期間は、10月18日から21日。有効サンプル数は2,202(7,249人中、回答率30.37%)でした。

*「回答率が低い」、「サンプル数が少ない」との指摘をメールなどでいただいていますが、今回の調査は、2000サンプルをと依頼したもので、回答率より、サンプル数を重視したものです。サンプル数を増やすことはできましたが、お金がかかります。


■調査概要
・調査対象者  静岡県内有権者2022人(無作為抽出)
        男:女=男60.9%:女39.1%
20代:30代:40代:50代:60代以上=8.5%: 25.3%: 30.4%: 21.9%:1.9%
・調査期間   2012年10月18日~21日
・調査実施機関 株式会社パイプドビッツ(政治山リサーチ)


<調査結果>
・調査対象となった有権者の65.5%は住民投票を行うことに「賛成」「どちらかというと賛成」と回答しています。

・調査対象となった有権者の74%は県議会が住民投票を認めるべきと回答しており、また、次回の県議会議員選挙における投票先として54.1%が「住民投票に賛成」または「住民投票に反対」の候補者に投票すると回答しています。

・調査対象となった有権者の60.2%が「川勝静岡県知事が浜岡原発の再稼働の是非についての住民投票条例案を知事の提案として議会に再提出するべき」と回答しており、また49.7%が「住民投票に賛成する」または「住民投票に反対する」候補者に投票すると回答しています。